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IPCCが2001年に発表したレポートによると、地表面の平均温度は胡世紀末とくらべると0.6から0.2℃高くなっていて、21世紀中の温度上昇は、過去1000年のどの世紀よりも高いといいます。
また、1990年代は、過去140年間でもっとも暖かい長年問であり、1998年はそのあいだでもっとも暖かかった年だとあります。 その原因は、あきらかに大気中の炭酸ガス濃度増加を主体とする人間活動の結果による温暖化だろうと報告されています。
IPCCは1000年から今日までと、さらに2100年までの地表面平均温度の予測をグラフにして発表しています。 それによると、私たちがもうすでにこのおそろしい階段を何段か上りはじめていることがわかります。

レポートの中でIPCCは、今後100年間で地球表面の温度は、2〜5℃上昇するだろうと予測しています。 その程度なら少し暖かくなってすごしやすくなるのではないかと思いたくなりますが、この2〜5℃が地球全表面の平均温度であることが問題なのです。
西暦1000〜1900年までのあいだ、地表面平均温度は1℃以内くらいの小さな幅の変動で推移していますが、このわずかな変動幅の中で、0.5COほど暖かかった時期があります。 9世紀から12世紀あたりの中世温暖期と呼ばれる時期で、日本では平安時代前後にあたります。
このとき、今は氷でおおわれているグリーンランドが本当に「グリーン」で、バイキングが羊を連れて植民したというのです。 その後100年ほどた今後100年で地球の温度が2〜5°C上昇。
人類がかつて経験のない急激な温度変化がくる。 (IPCC第三次レポートより)再び平常に戻ったため、彼らは氷でおおわれた植民地から撤退します。
咽世紀ごろから的世紀半ばまでは小氷期と呼ばれ、テムズ河が全面結氷して氷の上で芝居小屋や市場が開かれたり、デンマークからスウェーデンへ凍った海の上を歩いて渡れるような寒冷な時代がヨーロッパをおそい、大量の移民が新大陸へ向かいます。 フランス革命(1789〜99年)も、寒冷による不作やセーヌ川の凍結による食料輸送不良が要因のひとつといわれます。

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